塚本徳臣
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塚本徳臣(つかもと のりちか、1974年2月4日-)は空手の選手。全世界空手道連盟新極真会所属。第6回全世界大会で優勝した後33戦無敗記録をつくり天才児と呼ばれた。第32回全日本大会後のドーピング検査で大麻の陽性反応が発覚し一時ブランクを作る。塚本理論(移動中に足を交差させる等)という独特な体術理論を持つ。186cm,93kg。 「マッハ蹴り」と称される、上段の変則蹴りは彼の得意技のひとつであり、彼の代名詞として知られる。 「K-1等の興行的なものには興味がない、ただただ強くなりたいのです」、と雑誌のインタビューで答えたことがある。
[編集] 来歴
- 1996年1月27-28日 第6回全世界空手道選手権大会(極真会館(大山智弥子館長):現新極真会主催)優勝。
- 1996年10月12-13日 第28回全日本空手道選手権大会(極真会館(大山智弥子館長):現新極真会主催)優勝。
- 1997年6月22日 空手ワールドカップ'97(極真会館(大山智弥子館長):現新極真会主催)重量級優勝。
- 1997年12月20-21日 第29回全日本空手道選手権大会(極真会館(大山智弥子館長):現新極真会主催)優勝。
- 1998年7月25-26日 第15回全日本ウェイト制空手道選手権大会(極真会館(三瓶代表):現新極真会主催)重量級優勝。
- 2000年6月24-25日 第17回全日本ウェイト制空手道選手権大会(極真会館(緑代表):現新極真会主催)重量級優勝。
- 2000年12月3日 第32回全日本空手道選手権大会(極真会館(緑代表):現新極真会主催)失格。一度は決勝で鈴木国博を判定で下すもドーピングチェックの結果、陽性反応が出て失格及び長期出場停止処分になる。
- 2002年11月23-24日 第34回全日本空手道選手権大会(極真会館(緑代表):現新極真会主催)準優勝。
- 2004年6月19-20日 第21回全日本ウェイト制空手道選手権大会(新極真会主催)重量級優勝。
- 2006年10月21-22日 第38回全日本空手道選手権大会(新極真会主催)優勝。
[編集] 獲得タイトル
- 第15回全日本空手道ウェイト制選手権大会重量級優勝
- 第17回全日本空手道ウェイト制選手権大会重量級優勝
- 第21回全日本空手道ウェイト制選手権大会重量級優勝
- 第28回全日本空手道選手権大会優勝
- 第29回全日本空手道選手権大会優勝
- 第38回全日本空手道選手権大会優勝
- 空手ワールドカップ'97量級優勝
- 第6回全世界空手道大会優勝