堀秀村
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堀 秀村(ほり ひでむら、弘治3年(1557年) - 慶長4年(1599年))は戦国時代の武将。通称、二郎。
近江国北部の鎌刃城の城主で浅井長政に仕えていたが、1570年に敵方の木下秀吉や家臣の樋口直房の説得で、織田方に寝返る。その後激怒した浅井方に攻められ、鎌刃城を失う。しかし姉川の戦いの敗戦で浅井氏の影響力が弱まると、織田信長に再び鎌刃城の城主を任された。1571年には浅井方の浅井井規が鎌刃城に攻めかかってきたが、横山城からの援軍木下秀吉らの加勢もあり城を守りきった。1574年に唐突に信長に追放されるが、その後秀吉に拾われて仕えた。1599年に没す。