城山町 (神奈川県)
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城山町(しろやままち)は、神奈川県の北西に位置し、相模原台地が関東山地に代わろうとする所にあった町である。 2007年3月11日に相模原市に編入され、現在の住所表示は相模原市城山町(しろやまちょう)となり、相模原市城山町地域自治区を構成する。
- 古くは相模川の水運で栄えた町であるが、現在は東京都心から45kmほど、横浜市の中心部からは35kmほどのところにあるという地の利から、相模原市の一部となった今もベッドタウンとして繁栄している。
- 相模川が城山ダムで堰き止められてできた津久井湖や、城山湖があることで知られている。
津久井郡藤野町、相模原市との合併協議については相模原市を参照のこと。
目次 |
[編集] 地理
町の西部は関東山地の一角をなす丹沢山塊の北東端であり、町の北部は高尾山に連なる山や丘陵が広がっている。その間を縫うように町の中央部を相模川が南北に流れている。
相模川は町の北部に建設された城山ダムによって堰き止められて津久井湖となり、隣接する旧津久井町(現・相模原市)の側に続いている。
- 山: 小倉山
- 河川: 相模川、谷津川、串川、下倉川、藤木川、下河原川
- 湖沼: 津久井湖、城山湖
- ダム: 城山ダム、本沢ダム
[編集] 歴史
- 1965年 - 津久井湖、城山湖、城山ダム及び本沢ダム完成。
[編集] 行政区域の変遷(市町村制施行以後)
- 1889年4月1日 神奈川県津久井郡に川尻(かわしり)村・湘南村(小倉村+葉山島村)・三沢村(三井村+中沢村)が成立。
- 1955年4月1日 川尻村、湘南村と三沢村の中沢地区が合併し町制施行。城山町の成立。
- 2007年3月11日 藤野町と共に相模原市へ編入され、地域自治区が2011年3月31日まで設置される。
[編集] 行政
- 2003年12月、城山町長の在任の期数に関する条例が施行された。町長が連続して3期務めないことを求める努力規定が盛り込まれている。
[編集] 歴代首長
[編集] 行政機構
- 町長
- 収入役
- 出納課
- 助役
- 総務部
- 政策秘書課
- 総務課
- 財務課
- 税務課
- 収納課
- 民生環境部
- 町民課
- 環境防災課
- 保険推進課
- 福祉推進課
- 高齢者福祉課
- 建設経済部
- 都市計画課
- 都市整備課
- 施設管理課
- 経済課
- 総務部
- 固定資産評価審査委員
- 収入役
[編集] 広域行政
- 津久井郡広域行政組合 - ゴミや屎尿の処理・消防や救急医療などの一般事務を分掌していた一部事務組合。2006年3月19日解散。
- 相模湖モーターボート競走組合 - 平和島競艇を主催する収益事業を分掌していた一部事務組合。2005年3月31日解散。
[編集] 立法
[編集] 町議会
[編集] 会派の構成
会派名 | 議席数 | 代表者 |
---|---|---|
フォース・フォー | 2 | 井上清 |
しろやま | 3 | 菊地原一朗 |
公明党 | 2 | 栄裕明 |
城山みらい | 1 | 米山敦子 |
日本共産党 | 2 | 松本三望 |
町政クラブ | 4 | 森居代志巳 |
[編集] 町議会の組織
- 議会運営委員会
- 常任委員会
- 総務
- 文教民生
- 建設経済
- 特別委員会
- 市町村合併調査
- 「役場庁舎事務室連続無断侵入」及び「下水道使用料徴収問題」検査
[編集] 交通
[編集] バス路線
- 神奈川中央交通・津久井神奈交バス
- 神奈川中央交通相模原営業所城山操車所(旧津久井営業所城山操車所)
[編集] 道路
[編集] 一般国道
[編集] 都道府県道
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 城山かたくりの里[1]
[編集] その他
1955年まで一部の地域が「湘南村」という名称であった事から、同じ神奈川県の別地域である湘南のルーツを探る上で欠かせない存在となっている。