国際観光年
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国際観光年(こくさいかんこうねん 英:International Tourist Year)とは、国際連合が加盟国及び関係機関・団体に対し、教育、文化、経済、社会分野での有用性を視野に入れた観光振興に関する国際協力の必要性を訴えた国際年。スローガンは「観光は平和へのパスポート(Tourism;Passport to Peace)」。
1966年(昭和41年)11月4日の国際連合第21回総会において、1967年(昭和42年)を国際観光年とする決議が採決された。
決議では国際観光について、異文化・文明への共感、評価が民族間の理解を促進し、世界平和の伸張に寄与するものとしている。