名曲アルバム

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クラシック音楽

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『名曲アルバム』（めいきょくあるばむ）はNHKの総合テレビ、教育テレビ、BSハイビジョンおよび海外向けNHKワールド・プレミアムで放送されているクラシック音楽番組である。

海外のある場所（曲にゆかりのある地）で収録した映像にスタジオで1曲が5分に収まるように収録した音源を組み合わせて放送されている（ナレーションと海外現地収録の音声は入っていないが、ごくまれに曲終了後に現地収録の音声がはいっていることもある）のが特徴。放送時間は通常は5分間だが、「名曲アルバム選」のタイトルがついている場合は15分間の放送である。

この番組は、1978年 10月1日、NHK総合テレビの音声多重放送の実用化試験放送開始と同時にステレオ放送になり、現在、地上波デジタル及びBSでの放送では、Bモードステレオの高音質放送で行われている。

また、この番組の収録音源を使い、アナウンサーによる曲目紹介を挿入したラジオ番組として「名曲の小箱」（5分間）、「名曲スケッチ」（10分間）、「名曲セレクション」（15分間）がラジオ第2放送とFM放送で放送されている。2008年4月からはラジオ第1放送でも週1回「名曲スケッチ」が放送される予定である。

クラッシック音楽の手軽な良質番組であることから、海外でもその国の字幕解説を入れて放送されていることが多い。

[編集] 放送音源を使ったレコード、CD等の発売

1979年の末頃、キングレコードから同番組の音源をそのまま使った「名曲アルバム」という10枚組のLPセットが爆発的に売れてベストセラーになり、その後、同アルバムの第2弾や、CD時代になってからも、ポリドール等から放送音源を使った同タイトルのアルバムが発売されている。なお、映像が収録されたDVD版がテイチクレコード(『楽聖たちへの旅』編/1999年～2000年発売)、ビクターエンタテインメント(国別編/2002年9月発売)、NHKエンタープライズ(名曲アルバム100選編/2007年3月発売)からリリースされている。