吉本興業グループ
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吉本興業グループ (よしもとこうぎょうグループ)は、吉本興業を中心とした企業グループ。
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[編集] 概要
お笑いビジネスの名門・吉本家によって設立された吉本興業(但し現在は創業者・吉本せいの実家・林家が吉本興業のオーナーとなっている)や、吉本興業が再度子会社化したが、一時は所属アーティスト・小室哲哉がオーナーを務めていたR&CJapanを中心に、幅広い範囲でグループ活動を行っている。また、女優・池脇千鶴の所属事務所「エス・エス・エム」も吉本興業の子会社であり、吉本興業グループの一員である。従って小室や池脇は吉本系のタレントでは珍しくお笑い芸人ではないといえる。
最近では、新たなメディアに対応し、株式会社ファンダンゴ、株式会社キャスティ、株式会社ベルロックメディアを設立し、精鋭を送り込んでいる。また2007年10月1日に持株会社制に移行、グループを統括する吉本興業の直下に、吉本興業から分社した3事業会社と完全子会社化したよしもとファンダンゴ、よしもとアール・アンド・シーなどを置く体制になっている。
[編集] グループ各社
- 吉本興業(持株会社、グループ統括会社)
- よしもとクリエイティブ・エージェンシー(タレントマネジメント・エージェント業務、各種番組・演劇の制作・配給・興業)
- よしもとデベロップメンツ(不動産事業、新規事業開発、アミューズメント施設の運営)
- よしもとファンダンゴ(デジタルコンテンツの企画・制作・配信・販売、KDDIとの合弁でファンダンゴ(Fandango)として設立、現在は完全子会社)
- Rojam Entertainment(中)
- よしもとアール・アンド・シー(CD・DVDの制作・販売、吉本色やや薄かったが最近、ロジャム本社をファンダンゴと共に買収して子会社化、現在は完全子会社)
- よしもとアドミニストレーション(経理・人事・庶務に関する業務受託)
- エス・エス・エム(池脇千鶴の所属事務所)
- Bellrock Media (フェイス・Fandango・インテルらの出資)
- キャスティ(東京電力・吉本興業の合弁会社)
- アイ・ティ・エス(吉本興業・毎日放送の合弁会社・現在は吉本のセグメント子会社)
- ワイズビジョン(吉本興業・讀賣テレビ放送の合弁会社)
- ニューキッズ・イン・ザ・よしもと
- トラッシュ
- ゾフィープロダクツ(吉本興業・毎日放送の合弁会社・現在は吉本のセグメント子会社)
- 岩井証券(笹川家や岩井家らによって設立、吉本興業屈指の外縁企業)