南島原駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
南島原駅(みなみしまばらえき)は、長崎県島原市津町にある、島原鉄道島原鉄道線の駅である。急行の設定は2008年3月31日までは諫早駅から当駅までであったが、翌日のダイヤ改正時から増発されたため、隣の島原外港駅(終点)まで設定されている。
目次 |
[編集] 駅構造
単式1面、島式1面の計3線ホームの地上駅である。この駅で折り返す列車が多いため、留置線を数本有する。一番留置線側のホームはあまり使われておらず、列車の留置に使われる事が多い。また、列車交換を行わない場合は上下とも駅舎側のホームに停車する。駅舎内にはタグチ薬局南島原支店が入っている。なお、2008年3月31日までは当駅で乗務員が交代していた。
[編集] 駅周辺
住宅や商店が多い。
- 島原港
- 九十九島
- 国道251号
- 長崎県道134号島原湊停車場線
- 島原市立第三小学校
- 有明幼稚園
- 浦田保育園
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員は109人である(2005年度、島原鉄道線内44駅中第27位)。
[編集] 歴史
- 1913年(大正2年)9月24日 - 湊新地駅(みなとしんちえき)として開業。
- 1915年(大正4年)~1921年(大正10年)頃 - 島原湊駅(しまばらみなとえき)に改称。
- 1922年(大正11年)4月22日 - 口之津鉄道により当駅~堂崎間が開業。
- 1957年(昭和32年)3月21日 - 貨物営業廃止。
- 1960年(昭和35年)11月5日 - 南島原駅に改称。
[編集] 隣の駅
[編集] その他
- 島原外港以南が廃止される前は、一部列車は当駅で車両交換を行っていた。また、キハ20形使用の列車は同車の運用が原則的に諫早~南島原間に限られていた(夏休み・冬休みやゴールデンウィーク等を除く)ため、当駅で乗換えとなっていた。
[編集] 関連項目
島原鉄道線 |
---|
諫早 - 本諫早 - 幸 - 小野本町 - 干拓の里 - 森山 - 釜ノ鼻 - 諫早東高校前 - 愛野 - 阿母崎 - 吾妻 - 古部 - 大正 - 西郷 - 神代町 - 多比良町 - 島鉄湯江 - 大三東 - 松尾町 - 三会 - 島原 - 島鉄本社前 - 南島原 - 島原外港 2008年4月1日廃線区間:島原外港 - 秩父が浦 - 安徳 - 瀬野深江 - 深江 - 布津新田 - 布津 - 堂崎 - 蒲河 - 有家 - 西有家 - 龍石 - 北有馬 - 常光寺前 - 浦田観音 - 原城 - 有馬吉川 - 東大屋 - 口之津 - 白浜海水浴場前 - 加津佐 |