北条バイパス
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北条バイパス(ほうじょうバイパス)は千葉県館山市南総文化ホール前交差点を起点とし、同市北条バイパス入口交差点を終点とする国道410号のバイパス道路である。
[編集] 概要
北側は館山バイパスと接続しており旧道は北条交差点から北条バイパス入口までの国道410号。館山バイパスの旧道に当たる千葉県道302号館山富浦線のように県道には格下げされていない。全長は2.3km。2002年7月に大戸口交差点までの部分開通と同時に同市大賀まで接続する予定の市道の前触れで別の市道が開通したが実際大賀までの接続道路計画は計画倒れの状況である。2005年12月に全線共用済。区間内には4ヶ所の信号(端部を含めると全6ヶ所)と1ヶ所の跨線橋(南総館山大橋)、1ヶ所のちいさな橋梁が設けられている。内房線よりも北側にあたる、南総文化ホール前交差点~コミセン前交差点間は、4車線両側歩道付。南総文化ホール~北条バイパス入口交差点間は2車線両側歩道付だが、広い中央分離帯があり、JR内房線の跨線橋も片側(上り車線側)に寄せられて設置されているため、将来的には全区間4車線化対応が可能となっているが、当面は拡幅の予定はないため館山バイパスのようにボランティアによって植樹された緑地帯消滅の恐れはない。