加納久儔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
|
||||
| 時代 | 江戸時代後期 | |||
| 生誕 | 寛政9年（1797年） | |||
| 死没 | 弘化4年7月10日（1847年8月20日） | |||
| 別名 | 英太郎（幼名）、寛山（法名） | |||
| 墓所 | 東京都台東区の谷中墓地 東京都新宿区須賀町の戒行寺 |
|||
| 戒名 | 荘厳院温恭日敬 | |||
| 官位 | 従五位下、遠江守、備中守 | |||
| 藩 | 伊勢八田藩主→上総一宮藩主 | |||
| 氏族 | 加納氏 | |||
| 父母 | 父：加納久慎、母：植村家長の娘 | |||
| 妻 | 正室：高木正剛の娘 | |||
| 子 | 加納久徴（長男）、娘（石川総貨正室）、 娘（松平正和正室）、娘（大久保教義正室）、 娘（加納久成正室のち加納久恒正室） |
|||
加納 久儔（かのう ひさとも）は、伊勢八田藩（阿倉川藩）の第5代藩主。後に上総一宮藩の初代藩主。一宮藩加納家5代。
寛政9年（1797年）、八田藩の第4代藩主・加納久慎の長男として生まれる。文政4年（1821年）、父の死去により家督を継いで第5代藩主となる。文政9年（1826年）3月に上総一宮藩に藩庁を移転し、一宮藩主となる。
藩政では家臣・岩堀市兵衛を用いて洞庭湖という灌漑用水を築き、天保9年（1838年）の天保の大飢饉では囲米の制を定めて困窮者の救済に務めた。文政10年（1827年）に大番頭に任じられ、その後の天保4年（1833年）に伏見奉行、そして天保9年（1838年）からは奏者番に任じられるなど要職を歴任したが、天保12年（1841年）に発病して奏者番を辞任している。
天保13年（1842年）10月21日、家督を長男の久徴に譲って隠居する。弘化4年（1847年）7月10日に死去。享年51。
|
|
|
|
|
|
