六甲高山植物園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
||||
---|---|---|---|---|
情報 | ||||
正式名称 | ||||
愛称 | ||||
前身 | ||||
専門分野 | 植物 | |||
事業主体 | 阪神電気鉄道 | |||
管理運営 | 阪神総合レジャー株式会社 | |||
開園 | 1933年6月24日 | |||
所在地 | 〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150 |
|||
電話 | 078-891-1247 |
六甲高山植物園(ろっこうこうざんしょくぶつえん)は、兵庫県神戸市の六甲山上にある植物園。植物学の第一人者・牧野富太郎博士の指導を受けて1933年6月24日に開園し、1955年に博物館相当施設の指定を受けている。阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道の直営であるが、実際の運営は2003年以降、子会社の阪神総合レジャー株式会社に委託されている。
園は海抜865mに位置するため年平均気温は北海道並の約9℃である。この気候を利用して世界の高山植物、寒冷地の植物など約1,500種の植物を栽培している。
目次 |
[編集] 園内
- 湿性植物区
- 樹林区
- ロックガーデン
- アルパインハウス
- プリンスブリッジ
- 休憩所
[編集] 主な栽培植物(花期)
- クリンソウ(5月)
- ミズバショウ(4月)
- コガネミズバショウ(4月下旬)
- イワウチワ(4月下旬)
- ヒマラヤのシャクナゲ(4月)
- メコノプシス・ベトニキフォリア(青いケシ)
- クロユリ(5月)
- エーデルワイス(6月)
- コマクサ(6月)
- オオバオオヤマレンゲ(6月)
- シチダンカ(6-7月)(六甲山で再発見された幻の八重咲きのヤマアジサイ)
- ニッコウキスゲ(7-8月)
- ヒゴタイ(8月)(絶滅危惧種)
- フジアザミ(9月)
[編集] 屋内施設
- 映像館
- ショップ「アルピコラ」
- ワイルドフラワーショップ
- ティールーム「エーデルワイス」
[編集] 皇室と六甲高山植物園
六甲高山植物園は、その学術性から皇室の訪問(行幸・行啓)をたびたび受けている。1958年には今上天皇明仁が皇太子時代に訪れたのをはじめ、1971年には皇太子徳仁親王が立太子の前に訪れている。さらに1981年には、昭和天皇が神戸ポートアイランド博覧会を訪問した際に当園も訪れている。今上天皇が皇太子時代に訪れた時に、園内に架けられた吊り橋には「プリンス・ブリッジ」と名づけられたが、その後老朽化により架け替えられた2代目が現在のプリンス・ブリッジである。現在は吊り橋ではないが、木製の装飾により吊り橋の雰囲気を出している。園内には昭和天皇の行幸記念碑が設置されており、また三代の記念植樹もある。
[編集] 所在地
- 〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
[編集] 交通アクセス
[編集] 利用情報
- 開園期間 - 3月中旬-11月中旬
- 開園時間 - 10:00-17:00 最終入園時間16:30
- 休 園 日 - 木曜日(4-8月は無休、祝日は開園)
[編集] ギャラリー
[編集] 外部リンク
六甲山地東部(再度山・摩耶山・六甲山・西お多福山・東お多福山・甲山・神戸北部)の名所・施設 | |||||
---|---|---|---|---|---|
新神戸ロープウェー | 摩耶ケーブル | 六甲山上循環バス | 六甲ケーブル | 有馬温泉 | |
新神戸 | 摩耶ロープウェー | 六甲摩耶スカイシャトルバス | 六甲有馬ロープウェー | 有馬四十八滝 | |
森林植物園 | 六甲山牧場 | 六甲山人工スキー場 | 風の教会 | エンバ中国近代美術館 | |
外国人墓地 | 摩耶自然観察園 | 六甲山ホテル | 六甲オリエンタルホテル | 奥池 | |
再度公園 | 忉利天上寺 | 六甲スカイヴィラ | 六甲山四季彩奏空間 | 芦屋ロックガーデン | |
大龍寺 | 三国池 | カンツリーハウス | 六甲山荘 | 蓬莱峡 | |
トゥエンテイクロス | オテル・ド・摩耶 | 神戸市立自然の家 | 神戸ゴルフ倶楽部 | 白水峡 | |
布引ハーブ園 | 掬星台 | 穂高湖 | 自然保護センター | 鷲林寺 | |
徳光院 | 諏訪神社 | ホール・オブ・ホールズ六甲 | 六甲ガーデンテラス | 神呪寺 | |
布引の滝 | 金星台 | 記念碑台 | 六甲高山植物園 | 甲山森林公園 | |
表六甲ドライブウェイ | 裏六甲ドライブウェイ | 奥摩耶ドライブウェイ | ヴィーナスブリッジ | フルーツフラワーパーク |