八仙飯店之人肉饅頭
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八仙飯店之人肉饅頭 |
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監督 | ハーマン・ヤオ |
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製作 | ダニー・リー |
脚本 | ラオ・カムファイ |
出演者 | アンソニー・ウォン |
音楽 | ウォン・ボン |
撮影 | ツォ・ウァイケイ |
公開 | 1993年3月13日 |
上映時間 | 96分 |
製作国 | 香港 |
言語 | 広東語・英語 |
allcinema | |
IMDb | |
八仙飯店之人肉饅頭(はっせんはんてんのじんにくまんじゅう、The untold story)は1993年の香港映画、原題は八仙飯店之人肉叉焼包。 実際にマカオで起きた事件をモチーフにしている。
1994年の香港電影金像奨(香港アカデミー賞)では主演男優賞で受賞。国内では、2004年の東京国際ファンタスティック映画祭で上映されているのみで、映倫規定に抵触(後述)しているため、劇場公開はしておらず、ビデオ・DVDの日本語版が発売されている。
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
八仙飯店の店員・チャンは店主からイカサママージャンで勝った金を取ろうとしたが断られ、店主一家7人(内子供5人)を成り行きで殺してしまい、死体の肉を肉まんの具にして客に食べさせていた。
その後、店を乗っ取り売ろうとするが殺害した店主の同意書がない為売れないままでいた。そんなある日、海岸にある遺体が発見された。かなり腐敗が進んでいた為、身元確認は難航していたが、なんとか指紋を採取し身元を確認できた。その身元とは殺害された店主の妻の母親だった。また殺害された店主の弟が何度も警察に「兄一家が行方不明だから捜索してほしい」と手紙で頼み込んでいた為、疑いの目はチャンに向けられる。
チャンはマカオへ逃げようとするが、間一髪で香港警察に逮捕される。警察は殴る蹴るの暴行をチャンに加えるが、チャンは容疑を否認。またマスコミの前に殴られた痕を見せ付けたため警察は非難を浴びる。
警察は店主の弟がいる刑務所に入れて(囚人が囚人に暴行されても問題にならない為)自白をさせようとするが、チャンは自殺未遂を図る。警察は最後の手段として覚醒剤を打ち、三日三晩眠らせないで自白に追い込む。そして事件のすべてを語ったが、チャンは絶対に起訴させないと言い切り、空き缶のプルトップで手首を切り自殺する。こうして八仙飯店の事件は幕を閉じた。
[編集] キャスト
- アンソニー・ウォン
- ダニー・リー
- シン・フイウォン
- ラウ・スーミン
- パクマン・ウォン
[編集] 備考
この映画の見所は主人公が雇い主の家族を惨殺するシーンと、香港警察の描写だろう。雇い主の家族(とくに子供)を惨殺するシーンはあまりにも悲惨で映倫で不許可になった。それに対してやたらとコミカルに描かれている香港警察とのギャップがこの映画の後味の悪さを際立てている。また主人公は店主一家を殺害した後にも二人殺している。一人は自分のイカサママージャンを指摘した店員、もう一人は警察に「前の店主宛に手紙がよく来る」と証言した女性店員。