便箋
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便箋(びんせん)とは手紙を書くために使う紙のことである。一般的な便箋は等間隔に罫線の引かれていて、数十枚ほどを綴じて販売されている。縦書き用のほうが横書き用より種類が多い。これより小ぶりのものに一筆箋というものもある。
[編集] 用途
ほとんどの場合、手紙を書くときに使用されるが、感じたことをメモするため、書き置きするため、遺言の用紙としてなど、さまざまな用途で使用されている。郵送する場合封筒にいれて送るが、直接相手に渡す場合は封筒に入れないこともある。
[編集] 歴史
日本では江戸時代末まで主に手紙は巻紙に筆で書いていたが、郵便制度の普及が始まった頃から便箋が使われるようになった。現在ではさまざまな素材やデザインのものがあるが、昔からのシンプルなものを好む人も多い。