佐藤栄太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

佐藤栄太郎 （さとうえいたろう、1928年 - ）は、日本の教育者。学校法人佐藤栄学園、学校法人北海道佐藤栄学園理事長。日展会友でもある。

[編集] 経歴・人物

東京都出身。日本大学法学部卒業後、父が経営するサトエ自動車工業に入社。1959年､母･由江が｢これからのモータリゼ－ション時代の到来を予測し､技術革新に伴う新しい技術者の養成が急務｣と興した埼玉自動車整備技術学校(現・埼玉工業専門学校)の校長に就任。1971年（昭和46年）､学校法人佐藤栄学園を設立し､理事長に就任。現在､埼玉県内において､法科大学院､大学､短大各1校､高校4校､中学2校､小学校1校､専修学校2校の校長や理事長を務めており、長年にわたって埼玉県の私学の発展をリードしている人物である。この間､埼玉県私立中学高等学校協会の会長､全国自動車整備専門学校協会副会長などの他､体育振興の要職を歴任｡それらの功績で藍綬褒章を受章した他､文部大臣表彰4回､運輸大臣表彰1回｡また､交通安全への取り組みにより､緑十字金賞受賞。現在までに、埼玉県私立学校審議会会長､私学教職員福祉財団理事長､全国自動車整備専門学校協会相談役なども務める｡また、1996年の日展において彫塑を初出品し入選。以降、日展・日彫展で作品を発表し多くの賞を受賞している。

朝会での話が長く、夏場は女子を中心に倒れることもしばしば。その光景を見てだらしないといった趣旨の発言をしたことがある。2006年の脱税報道の際は、突如体調不良で入院し、「コメントできない」の一点張りで批判を浴びた。インターネットコミュニティ上では、当時堀江メール問題で渦中の永田寿康議員と同じではないかといった声も聞かれた。