休みの国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
休みの国(やすみのくに)は、1969年から活動している高橋照幸を中心とした音楽バンド。現在もかなり不定期ではあるが活動中。
[編集] 活動の記録
- 1969年3月 - 高橋照幸が、かねてより親交のあったジャックスの合宿に運転手として参加し、練習の合間に自作の歌を録音する。そのときのバック演奏は早川義夫をのぞく当時のジャックスのメンバー。
- 1969年6月 - デビューアルバム『休みの国』をアングラ・レコード・クラブ (URC) レコードよりリリース。
[編集] ディスコグラフィー
- 休みの国(1969年、限定盤)
- 片面に「岡林信康リサイタル」を収録したURCレコードの会員第3回配布として発表。
- 追放の歌(1969年、シングル)
- B面、「楽しいさすらい人」。
- 休みの国(1972年)
- オリジナルの1stである『休みの国』が会員配布用の限定版で、入手困難になってたため、2ndとして発売予定だった「FYFAN」からの曲を加えて発売された編集盤。
- FYFAN(1972年)
- 上記のアルバムが、URCレコードの独断で発売されたことにより、ジャケットまで完成していたにも関わらずお蔵入りとなった。1990年、ようやく完全な形で発売。
- TOCHIKA(1978年)
- MID-WAY(1981年)
- Quarter(1981年、シングル)
- B面、「52番目の悪魔」。
- FYFAN(1981年)
- 編集盤『休みの国』に収録されなかった『FYFAN』の楽曲を収めたもの。片面には「休みの国日仏会館コンサート1974」を収録。
- FREEGREEN(1991年)
- 初のCDによるリリース。本作の発売に伴い、オリジナル盤の『休みの国』、『FYFAN』、『TOCHIKA』、『MID-WAY』もCD化された。
- 休みの国 LIVE in クワトロ(1991年、ライブビデオ)
2007年現在入手可能なのは、残念ながら編集盤の『休みの国』のみ。また、2005年頃、回転ねこレーベルより、新譜リリースの告知がなされたが結局発売されず。告知もいつの間にか消滅した。