中華人民共和国の政党一覧
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中華人民共和国の政党（ちゅうかじんみんきょうわこくのせいとう）とは、特別行政区（香港・マカオ）以外の、中華人民共和国（中国大陸）政府の直接統治区域内における政治党派（政党）のことである。そのため、香港・マカオの政党は一般的に含まない。現在、中国大陸には9つの合法的な政党が存在している。
- 中国共産党：憲法規定により、中華人民共和国唯一の与党。
- 民主党派：共産党を除いた8つの合法政党の総称。共産党の解釈によれば、共産党と民主党派との関係は、与党と野党の関係ではない。また、民主党派各党は、その綱領に中国共産党の指導を受け入れる事を明記している。中国共産党の衛星政党である。
中国共産党の説明によると、共産党と民主党派の関係は「執政党と参政党の関係」。民主党派は協商会議を通じて、国家の事務に参与、監督を行い、共産党の執政の補佐をおこなうとのこと。2007年には中国致公党副主席の万鋼が科学技術部長（閣僚相当）に就任。共産党員ではない人物の閣僚就任は35年ぶりのことであり、話題となった。
中華人民共和国憲法は、人民が結社の自由を権利として有していると規定している。しかし実際は、1949年（中華人民共和国建国）以前に成立した民主党派を除き、中華人民共和国政府は如何なる新党派であろうとも、その成立を厳しく規制している。このような状況は、党禁（新規の政党結成の禁止）が解除（1989年）される前の中華民国（台湾）と類似している。
なお、中国政府に政党登録の申請を拒否・弾圧された「非合法政党」としては、中国民主党が存在する。
