上野衣子
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上野 衣子（うえの きぬこ、旧姓：中村）は、日本の元フィギュアスケート選手で、のちにフィギュアスケートコーチ兼国際スケート連盟公式審判員。娘に元フィギュアスケート選手でフィギュアスケートコーチの平松純子（旧姓：上野）がいる。
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[編集] 経歴
1934-1935年シーズンに行なわれた第6回全日本ジュニア選手権で優勝。[1]1936-1937年シーズンの第8回全日本選手権と1937-1938年シーズンの第9回全日本選手権でともに稲田悦子、月岡芳子に次ぐ3位、[2]1938-1939年シーズンの第10回全日本選手権で2位となり、1940年に開催が予定されていた札幌オリンピックでの活躍が期待されていたが、札幌オリンピックは東京オリンピックとともに開催を返上、さらに戦争悪化により代替地での開催も中止となりオリンピック出場は果たせなかった。[3]
戦後、フィギュアスケートコーチとして活動し、のちに国際スケート連盟の公認審判員となり、1980年レークプラシッドオリンピックなどの審判員を務めた。
[編集] 主な戦績
| 大会/年 | 1934-35 | 1935-36 | 1936-37 | 1937-38 | 1938-39 |
|---|---|---|---|---|---|
| 全日本選手権 | 3 | 3 | 2 | ||
| 全日本Jr.選手権 | 1 |
[編集] 著書
- フィギュアスケート（成美堂出版、1984年）ISBN 9784415004389
[編集] 脚注
- ^ 全日本ジュニア選手権大会歴代記録（フィギュアスケート通信）
- ^ フィギュアスケート歴代記録女子シングル（日本スケート連盟）
- ^ 神戸新聞
[編集] 関連項目
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