ヴェレス・ライオーシュ
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ヴェレス・ラヨシュ(Veress Lajos;1889年 - 1976年)は、ハンガリーの軍人。大将。
第一次世界大戦に従軍し、戦後、ハンガリー軍に入隊。1933年~1935年、第1騎兵師団参謀長、騎兵総監。1935年~1938年、駐ウィーン駐在武官。1938年、第6混成旅団を指揮。1939年~1940年、第15旅団長。
1940年~1941年、第2騎兵旅団長となり、ユーゴスラビアに対する軍事行動に参加。1941年~1942年、第2装甲師団長、1942年、第1装甲師団長。1942年9月~10月、第1装甲軍団を指揮。1942年10月から1944年8月まで第9軍団長、1944年9月から10月まで第2軍(第9軍団(3個師団、2個旅団、1個国境支隊)、第2軍団(4個予備師団、1個戦車旅団、1個予備旅団))司令官。1944年9月、第2軍はB軍集団の編成下で東部戦線に投入され、北トランシルバニアでソ連軍に撃破された。
サーラシ・フェレンツの権力掌握後、ゲシュタポにより逮捕。1945年に解放されたが、今度はハンガリー当局により逮捕。1947年、終身刑を言い渡される。1956年、釈放。