ラヴァーズ・コンチェルト
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『ラヴァーズ・コンチェルト』(A Lover's Concerto)はアメリカ合衆国のソングライター、サンディ・リンザー&デニー・ランドール(en:Sandy Linzer and Denny Randell)作のポップ・ソング。オリジナルは、1965年にアメリカ合衆国のガールズ・グループ(en:Girl group)ザ・トイズ(en:The Toys)が歌ったもので、アメリカ合衆国およびイギリスで大ヒットした。
リンザー&ランドールが基にしたのは、J・S・バッハ『アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳』の中に含まれる『メヌエット ト長調 BWV Anh114』である。元曲は3/4拍子で書かれているが、『ラヴァーズ・コンチェルト』は4/4拍子にアレンジされている。ちなみに、元曲はこれまでバッハ作曲と言われてきたが、現在ではクリスティアン・ペツォールトの作品と信じられている。
ザ・トイズ以降、この曲は、レノン・シスターズ(en:The Lennon Sisters)、ザ・デルフォニックス(en:The Delfonics)、サラ・ヴォーン、スプリームス(シュープリームス)、エルバ・ミラー(en:Mrs. Elva Miller)、オードリー・ホール、陳慧琳(ケリー・チャン)など、多くのアーティストによってレコーディングされた。
[編集] 映画での使用
- エレクトリック・ドリーム(1984年、en:Electric Dreams (film))
- 陽のあたる教室(1995年、en:Mr. Holland's Opus)