ボゾン (聖戦士ダンバイン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ボゾン (BOZUNE) は、アニメ『聖戦士ダンバイン』に登場する、架空の兵器。ラウの国で開発された試作型オーラバトラーである。本項ではそのバリエーションについても記述する。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] ボゾン
ボゾンは、アニメ『聖戦士ダンバイン』に登場し、ラウの国によって開発された量産型オーラバトラー。
|
[編集] 機体解説
ダーナ・オシーの後継機。ドレイク軍との戦いに備えてラウの国で開発・量産されたオーラバトラー。国王フォイゾン・ゴウ専用機は濃紺色、一般兵用は若草色で塗装されている。フォイゾン王機は、後にゼラーナ隊のマーベル・フローズンに譲られた。
武装はオーラソードが一本。加えて両手に砲が内装されており、その発射ガスの力で矢を打ち出す狩猟兵器ガッシュを用いることも可能だが、これは急場しのぎの転用兵器との観が強く、防御力を除けばダーナ・オシーに比べても大した戦闘力の向上は見られない(場合によっては、敵の新型オーラボム・タンギーにすら圧倒されていた)。その為か、火器強化の一環としてトルストール機の様に内装砲をフレイボム(火焔砲)に換装した機体もあった様だ(その場合、発射原理の関係でガッシュの運用は不可能になると思われる)。
エルフ城攻防戦においては、ドレイク軍すら一部の戦士にしかオーラバトラーが与えられていなかった時期にもかかわらず、ラウの国では既に10機のボゾンを製造しアの国に供与しており、その量産能力の高さは特筆に値する(ただしその当時ドレイク軍はオーラボム・ドロを大量生産しており、あえて操縦者の適性が要求されるオーラバトラーの大量生産は控えていた可能性がある)。
[編集] 劇中での活躍
ゼラーナ隊に渡されてからは、ダーナ・オシーに替わるマーベル搭乗機として活躍、後にマーベルがボチューンに搭乗するようになってからはキーン・キッスやニー・ギブンらによって運用された。ラウの国では最終決戦まで主力として使用されている。