ホーコン・ウィウム・リー
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ホーコン・ウィウム・リー(Håkon Wium Lie, 1965年 - )は、オペラ・ソフトウェアの最高技術責任者(CTO)。ノルウェー生まれ。
1986年にノルウェーの Østfold College を卒業後、1987年に米 West Georgia College でコンピュータサイエンスの理学士号を取得。1991年に MITメディアラボで視覚研究の修士号を取得。
1991年から4年間 Norwegian Telecom Research にリサーチサイエンティストとして勤務したのち、1994年 WWW 生誕の地である CERN へ移籍。同年、Cascading Style Sheets(CSS)の概念を初めて提唱した。翌1995年からは W3C にも参画。1999年、オペラ・ソフトウェアの CTO に就任。
2005年、ウェブブラウザのレンダリングエンジンが W3C の勧告を適切に準拠しているかを検証する Acid2 テストを提唱した。これはのちにウェブスタンダードプロジェクト(WaSP)が開発・公開することになった。
[編集] 著書
- Håkon Wium Lie, Bert Bos, Cascading Style Sheets: Designing for the Web (3rd Edition), Addison Wesley, 2005, ISBN 0321193121
[編集] 外部リンク
- ホーコン・ウィウム・リーのウェブサイト
- ホーコン・ウィウム・リーの旧ウェブサイト
- Speaker Bureau: Håkon Wium Lie - Opera Software ASA
- Cascading HTML style sheets -- a proposal
- The Acid2 challenge to Microsoft