ホテルナゴヤキャッスル
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ホテルナゴヤキャッスルは、毎日新聞グループが名古屋で運営するシティホテルである。現在はスターウッド・ホテル&リゾートワールドワイドIncの一員であり、「ウェスティンナゴヤキャッスル」として運営されている。
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[編集] 概要
名古屋城の外堀に面したキャッスルビューと質の高いサービス、警備のし易さなどから皇族等の宿泊先にも選ばれる名古屋では屈指の名門ホテル。 元々は現在のミッドランドスクエアの場所にあった毎日新聞名古屋ビルの上層階にホテルニューナゴヤとして開業した後に現在地へ移転・改名を行い、名古屋の最高級ホテルとして地元政財界の強い支持を受け長く君臨していた。 しかし、1980年代以降の名古屋東急ホテル、ヒルトン名古屋、名古屋マリオットアソシアホテルなど交通の便の良い場所に進出したホテルとの競合激化を受けて近年では往時の勢いはなくなり、名古屋駅前の名古屋バスターミナルから送迎バスを運行したり、ウェスティンとの提携などを行いてこ入れを図っている。 また、利便性を重視する顧客に応えるためホテルキャッスルプラザを開設して名古屋駅前への再進出を図ったり、ミッドランドスクエアに象徴されるような毎日新聞グループとトヨタグループの密接な関係を活用して豊田市にホテルトヨタキャッスルを進出させるなど、攻勢に出ることで業績の反転を図れる余力を持っており、今日でも格式としては名古屋ではトップクラスである。
[編集] 系列ホテル
- ホテルキャッスルプラザ(名古屋市中村区・名古屋駅前)
- ホテルトヨタキャッスル(愛知県豊田市)
- 木曽駒高原ホテル(長野県木曽駒高原)