ベル・アンド・セバスチャン
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ベル・アンド・セバスチャン | |
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基本情報 | |
出身地 | スコットランドグラスゴー |
ジャンル | インディーズ ジャンゴ・ポップ バロック・ポッブ |
活動期間 | 1996年 - 現在 |
レーベル | ラフ・トレード (UK, 2002年 – 現在) Jeepster Records (UK, 1996年 – 2002年) マタドール・レコード (US) |
共同作業者 | ルーパー イザベル・キャンベル The Reindeer Section V-Twin The Moondials |
公式サイト | belleandsebastian.com |
メンバー | |
スチュアート・マードック スティービー・ジャクソン クリス・ゲッズ サラ・マーティン ミック・クック ボビー・ギルディア リチャード・コルバーン |
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旧メンバー | |
イザベル・キャンベル スチュアート・デイビッド |
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ベル・アンド・セバスチャン (BELLE AND SEBASTIAN) は、スコットランド、グラスゴー出身のロック/ポップバンド。
目次 |
[編集] 歴史
1996年に結成。
[編集] メンバー
- スチュアート・マードック(ヴォーカル、ギター、キーボード)
- スティーヴィー・ジャクソン(ギター、ヴォーカル)
- リチャード・コルバーン(ドラム)
- クリス・ゲッズ(キーボード)
- サラ・マーティン(ヴァイオリン、ヴォーカル、キーボード、ギター)
- ミック・クック(トランペット、ベース、ギター)
- ボビー・キルディア(ギター、ベース)
旧メンバー
- スチュワート・デヴィッド(ベース、ヴォーカル)・・・現在は『Looper』(ルーパー)という名義でソロ活動中
- イザベル・キャンベル(チェロ、ヴォーカル)・・・現在は『Gentle Waves』(ジェントル・ウェイヴス)というプロジェクトで活動中
[編集] ディスコグラフィ
- タイガーミルク 1996
- 天使のため息 1997
- The Boy With The Arab Strap 1998
- 私のなかの悪魔 2000 (ジャケットの双子の姉妹は後のムームのボーカル)
- ヤァ!カタストロフィ・ウェイトレス 2003
- ライフ・パースート 2006
- フルキズ・ソングス アーリー・シングルズ・コレクション 2005 ・・・1997年の『ドッグ・オン・ホイールズ』から2001年の『ウェイキング・アップ・トゥ・アス』までの7枚のシングルの曲が収められている。
[編集] 関連項目
Belle et Sébastien(小説) フランスの女性作家による児童文学。日本でアニメ化された。
[編集] 関連アーティスト
ベル&セバスチャンが活動拠点にしているグラスゴーには古くから独自の音楽シーンがあり、バンド同士の横のつながりが強い。また、特に初期のアルバムには1980年代のギターポップの影響が色濃く見られるが、これはメンバーのうちスチュアートやイザベルの趣味によるものであるらしい。
- オレンジ・ジュース
1980年代に活躍したエディンバラ出身のギターポップバンド。スチュアートはじめメンバーがリスペクトを表明。ベルセバのDVD「Fan's Only」のブックレットには、オレンジ・ジュースの1stアルバムのレコードを持った女性が登場している。
ベルセバのアルバム及び殆どのシングルのジャケットは、単色のフォトを用いたものとなっているが、これはスミスの影響であると思われる。3rdアルバムのタイトル「The Boy With The Arab Strap」は、スミスの曲「The Boy With The Thorn In His Side」をもじったもの。
日本の音楽誌のインタヴューで、スチュアートがお気に入りのアルバムとしてジョニの「夏草の誘い」を挙げていた。
スチュアートはフェルトの大ファンで、ライヴに行った際には「どうしたらあなた達のようにソングライティングができますか?」等とメンバーに直接訊いたりしていた。
- ザ・レインコーツ
- カメラ・オブスキュラ
スチュアートが2ndアルバムをプロデュース。
同じグラスゴーのバンドとして仲は良いらしい。キーボードのクリス・ゲッデスがサポートメンバーとして来日したこともある。
TFCと同じく、同郷のバンドとして交流がある模様。
1999年に行われたイベント、ボウリー・ウィークエンダー等で共演。
- アラブ・ストラップ
グラスゴーを拠点に活動していたバンド。2007年に解散を発表。
2ndアルバム「天使のため息」に「映画の中のディランのように」というナンバーが収録されている。
- モニカ・クイーン
シングル「Lazy Line Painter Jane」でvo.を担当。
元メンバーのアラン・ランキンが1stアルバムをプロデュースした。