フタバガキ科
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?フタバガキ科 (クロンキスト体系) |
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Dipterocarpa retusus |
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分類 | |||||||||||||||
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亜科・属 | |||||||||||||||
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フタバガキ科(Dipterocarpaceae)は双子葉植物の科で、世界の熱帯に自生する(日本にはない)常緑高木600種前後からなり、3亜科17属ほどに分けられる。特に熱帯雨林に多い樹種で、木材はラワン材として利用されているが、生長が遅いため乱伐や乱開発により絶滅が危惧されるものも少なくない。また有名な娑羅双樹(サラソウジュ)もこの科に属する。
フタバガキ(Dipterocarpus属の総称)という和名は、柿のような形をした果実に羽根突きの羽のようながくが2枚ついていることによる(学名も「羽の2枚ある実」の意味)。
[編集] 下位分類
- Monotoideae亜科(アフリカ、マダガスカル、南米に分布)
- Marquesia
- Monotes
- Pseudomonotes
- Pakaraimoideae亜科:南米に1属1種、Pakaraimaea roraimaeのみ。
- Dipterocarpoideae亜科(マレーシアを中心にセイシェル、インドからニューギニアまで分布、科の大多数を占める)
- Anisoptera
- Balanocarpus
- Cotylelobium
- フタバガキ属 Dipterocarpus
- Hopea
- Parashorea
- Shorea(娑羅双樹など)
- Stemonoporus
- Upuna
- Vateria
- Vateriopsis
- Vatica
[編集] 系統
クロンキスト体系の分類ではツバキ目に入れるが、APG植物分類体系ではアオイ目に移している。