フェンリール・グレイバック

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フェンリール・グレイバック(Fenrir Greyback)は、小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の魔法使いである。名前の由来は怪物フェンリルだと思われる。

注意：以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。

[編集] 登場巻

[編集] 外見

歯は尖り、黄色い爪は長く伸び、グレーの髪は縺れている。大柄な身体からは、血と泥と汗が混じったような、強烈な悪臭がする。神経を逆撫でするような吼え声。

[編集] 人物

死喰い人の一員であり、闇の陣営側の狼人間のリーダー的存在。現存する狼人間の中で最も残酷とされており、狼人間は人の血を流す権利があり、一生の内できるだけ多くの人間を狼人間にする事を自分に与えられた使命と世の中に訴えている。彼の任務は「魔法使いの子供を噛んで狼人間、そして死喰い人にすること」。狼人間になる際に自己制御不能になる事に対し、グレイバックは計画的に満月の夜はターゲットの近くに身を置き、確実に襲えるように下準備を行う。それが「最も残忍な狼人間」と呼ばれる由縁となっている。そして、幼い頃のリーマス・ルーピンを噛んだのも彼である。

6巻で、ドラコ・マルフォイの手引きで、他数名の死喰い人と共にホグワーツ城に侵入し、不死鳥の騎士団の団員達と交戦した。その最中、ビル・ウィーズリーを噛んだが、グレイバックは変身していなかった為、ビルの今後が注目される（今のところ、顔が変化しステーキのレアが好きになった程度で、目立った後遺症はない）。