ファミコン3Dシステム
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ファミコン3Dシステム | |
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メーカー | 任天堂 |
種別 | 据置型ゲーム機 |
発売日 | 1987年10月21日 |
対応メディア | ロムカセット クイックディスク |
対応ストレージ | バッテリーバックアップ 磁気ディスク |
互換ハード | ツインファミコン立体システム VO-U42S |
ファミコン3Dシステム(ファミコンすりーでぃーシステム)とは、任天堂から1987年10月21日に発売されたコンピュータゲーム機・ファミリーコンピュータの周辺機器。小売価格6,000円。
スコープとアダプタから構成されている。また、シャープからツインファミコン用の3Dシステムも発売された。
当時VHD用の機器として用意された3Dシステムとほぼ同等品である。眼鏡の形状をしたスコープに液晶シャッターが仕込まれていて、これと画面の映像が高速に点滅し左右独立した映像を見せることで立体視を可能とした。また、ジョイスティック等との併用も可能になっている。
周辺機器としては高価なこと、スコープをかけていないと映像が二重に見えるだけなので大勢でのゲームプレイには向かなかったこと、ハード的な制約もあり点滅速度・周期が遅く目に負担がかかること等の難点があった。売り上げは伸び悩み、対応ソフトも少なかった。
[編集] 対応ソフト
- 『アタックアニマル学園』
- 『コズミックイプシロン』
- 『JJ』
- 『ハイウェイスター』
- 『ファミコングランプリII 3Dホットラリー』
- 『ファルシオン』
- 『風雲小林拳 暗黒の魔王』