ビブラストーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ビブラストーン
基本情報
ジャンル	ラップ、ヒップホップ、ファンク
活動期間	1988年 - 1994年
レーベル	ソリッドレコード（インディーズ） - ポニーキャニオン
事務所	SFC音楽出版
表・話・編・歴

ビブラストーン（VIBRASTONE）は1988年 - 1994年に活動していたバンド。

目次 1 概要 2 メンバー 3 アルバム 4 シングル 5 ビデオ 6 書籍

[編集] 概要

• 近田春夫が中心となり、当時、世間的には浸透していなかったラップ、ヒップホップを取り上げた。近田春夫による先鋭的な歌詞と、元じゃがたらのOTOによる高い音楽性が特徴だった。また、スクラッチやサンプリングという手法もとりつつ、生楽器による演奏が主であった。
• 1994年のDr.TOMMY脱退後、近田もマイクをとらずにムーグを弾くという、インストゥルメンタルのみの楽曲（新曲）を下北沢CLUB CUEで演奏したが、それが最後の演奏となった。

[編集] メンバー

• 近田春夫
• Dr.TOMMY
• OTO
• 岡田陽助
• 沖山優司
• 渡辺貴浩
• 横銭ユージ
• NOGERA
• 佐藤公彦（淡谷三治）

ビブラホーンズとして

• 都並清史
• 梅沢幸之助
• 瓶家清（栗原“HEIKA”潔）

[編集] アルバム

1. Vibra is Back（近田春夫&ビブラストーン：インディーズ　1989年）六本木インクでのライブを収録。
2. ENTROPY PRODUCTIONS（1991年7月3日、廃盤）
3. ジェットコースター(1991年7月21日、廃盤)
4. MIKKY-D 金っきゃねぇ(1991年9月21日、廃盤)
5. フーディスト村(1992年1月21日、廃盤)
6. Smile!!It's not the end of the world(1993年2月3日、廃盤)
7. ナイトメア(1994年9月7日、廃盤)
8. NATIONAL(1994年9月21日、廃盤)
9. BEST 1991→1994,→ (1995年9月21日)CDとLPで発売

[編集] シングル

1. TVドラマはすべて現実?(1993年1月21日、廃盤)
2. やだ(1992年7月17日、廃盤)

[編集] ビデオ

1. ビデオストーン～俺達にパワーをくれ!(1992年、廃盤)

[編集] 書籍

• VIBE RHYME （1994年） ※歌詞集

ビブラストーンのCDには歌詞カードがなく、後に歌詞集として発売された。CDに歌詞カードがなかったのは、『Smile!! It's not the end of world』の「ブラックボックス」に"この程度でもCDカードには載せられないんですか"とあるように、レコード会社が自粛したためである。