ノブドウ
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?ノブドウ (クロンキスト体系) |
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ノブドウ |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Ampelopsis brevipedunculata var. heterophylla Maxim. (Trautv.) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
ノブドウ |
ノブドウ(野葡萄、Ampelopsis brevipedunculata var. heterophylla)はブドウ科に属するつる性落葉低木。日本全国のほか東アジア一帯に分布し、アメリカにも帰化している。やぶに多く見られ、都市でも空地などに見られる。
目次 |
[編集] 特徴
葉はブドウやヤマブドウに似ることもあるが、別属であり、特に花序が下向きにぶら下がるブドウ類とは異なり、上に伸びて平らに枝を広げる点はむしろヤブガラシなどに似る。変種にテリハノブドウ、キレハノブドウ(f. citrulloides)などがあり、葉の形などが異なる。
果実は食べられないが、熟すと青や紫などに色づき光沢もあって美しいので、園芸植物として栽培されることもある。果実は虫こぶになることも多い
[編集] ノブドウ属
ノブドウ属(Ampelopsis)の植物はアジア・アメリカに20種ほどある。
- ウドカズラ(A. leeoides または A. cantoniensis)
- 日本に自生し、葉はウドに似た2回羽状複葉で、実は赤く熟する。
- カガミグサ(白斂:ビャクレン、A. japonica)
- 中国原産。漢方薬に使われる。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 林弥栄監修、平野隆久写真 『野に咲く花』 山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年、ISBN 4-635-07001-8。
[編集] 外部リンク
- ノブドウ(植物雑学事典)