ドクターハラスメント
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ドクターハラスメントとは、医師による患者への嫌がらせのことを揶揄する造語・和製英語。短縮して「ドクハラ」ともいう。
帝京大学出身の外科医・土屋繁裕が使用し始めた。ここでいう嫌がらせとは、看護師を含む医療従事者の患者に対する暴言、行動、態度、雰囲気をも含むものである。悪意の有無、合理的理由の有無を問わず、患者が不快に感じればドクターハラスメントである。ドクターハラスメントは患者を無力化させ、孤立させるため、ときには心的外傷後ストレス障害 (PTSD) につながることもある[要出典]。
[編集] 分類
土屋は著書『ストップ ザ ドクハラ』のなかで次の7つに分類している。
- 人間失格ドクハラ
- ミスマッチドクハラ
- 脅しドクハラ
- ゼニゲバドクハラ
- 子供へのドクハラ
- セクシャル・ドクター・ハラスメント
- 告知のドクハラ
[編集] 関連項目
[編集] 関連書籍
- 土屋繁裕 『ドクターハラスメント』 扶桑社 ISBN 4-594-03729-1
- 土屋繁裕 『ストップ ザ ドクハラ』 扶桑社 ISBN 4-594-04008-X