トンベリ
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トンベリは、スクウェア・エニックスのゲームソフト・ファイナルファンタジーシリーズ(FFシリーズ)に登場する架空のモンスター。『ファイナルファンタジーV』で初登場した。デザインを手がけたのは野村哲也である。
魚類か両生類のような緑色の丸顔をしており、直立二足歩行し、ローブを身にまとう。ローブの裾からは魚類のしっぽらしきものも見受けられる。手には包丁と灯篭を持っている。バトル中、徐々にパーティに近付いてきて、目の前まで来ると包丁で切りつけて大ダメージ又は一撃死を与えてくる(作品によって攻撃方法は若干異なる)。その他に、『みんなのうらみ』という特殊技を使うことが多い。だいたい洞窟や滝のような暗くて水気のあるところに出現する。
関連するモンスターとして、「トンベリーズ」、「トンベリマスター」(作品によっては「マスタートンベリ」)、「トンベリキング」というものがいる。いずれもまったく同じ容姿をしているが、トンベリマスターの体は緑色ではなく青色である。
『ファイナルファンタジーVIII』ではG.F.(ガーディアンフォース。いわゆる召喚獣)にもなった。
アニメ『FF:U 〜ファイナルファンタジー:アンリミテッド〜』の隕石を無数に降らす召喚獣メテオマスターのモデルにもなっている。
単なるモンスターではなく、FFシリーズを代表するキャラクターにもなっている。ゴブリン、サボテンダー、ベヒーモス、モルボルなどと並んで人気のあるキャラクターである。