テーピング
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テーピング(Taping)とは、スポーツ選手が負傷予防もしくは負傷箇所の悪化の予防のために、関節、筋肉などにテープを巻きつけ固定すること。捻挫や骨折時などの、救急措置に使われることもある。テープ種類は固定テープ、伸縮テープ、ソフト伸縮テープ、アンダーラップ、自着テープ、キネシオテープ等がある。
固定テープ:運動持久力にサポートし、関節固定&圧迫、捻挫防止によく使われる。
伸縮テープ:正確にテーピングするため、テープ中心にラインつきがよく使われる。主に怪我の再発予防、関節部位の固定、圧迫に使われる。厚い布地が使われて、強度がよい。
ソフト伸縮テープ:柔らかい生地が使用されている。軽度の固定・圧迫や応急処置時に、軽度の関節部位の固定、圧迫など、テーピングの仕上げや単独にも使用されます。
アンダーラップ:粘着力がなく、のりが直接皮膚に貼ることが嫌う方にあてに使われる。近代では自着テープをあてに使うようになっていることに多く見られる。
自着テープ:マッジクテープのようにテープ自身が粘着するため、自着テープと呼ばれている。皮膚に直接粘着しないため、張られた後の剥がしには痛くない。 2.5cmは指用、5.0cm,7.5cm主に全身各部分、アイシングの固定、洋服の上からも使用できる。伸縮性も有り、繰り返し、巻き返しができることが好まれる。
キネシオテープ:筋肉と同じくらいの伸びがあるため、筋肉の過剰伸びを防ぐためよく使われる。目たたないように皮膚色が主に使う。最近ではスポーツ選手がチームカラーに合わせて使われているため、カラーキネシオもよく使われる。ファッションテーピングとも言われている。筋肉の固定、スポーツのサポートに適用される。幅2.5cm,3.8cmは手首,足首など用です。幅5.0cm,7.5cmは主に膝、腰など用です。
[編集] 使い方
曲がらなくてはいけない方向にはたわむように、曲げてはいけない箇所には曲がらないように、関節や筋肉、靱帯などの構造を考慮した上で、テープによる固定措置をしなければ効果は無い。