ティーンエイジャー
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ティーンエイジャー(英語: teenager)とは、英語で語尾に-teenがつく、13歳から19歳までの若者を指す。概ね思春期・中高生と重なり合う。ティーネイジャー、ティーネージャーと表記される場合もあり、ティーン(teen)と略して呼称されることもある。
思春期に達した者と、達しない者が混在する10歳から12歳(概ね小学校中学年~高学年)にかけてを、プレティーンと呼ぶが、まだ思春期の特徴的な行動を示さない者がほとんどであることから、この項目では取り上げない。
[編集] 概要
13歳から15歳ごろまでの年代を「ローティーン」、15歳ごろから19歳までの年代を「ハイティーン」と呼ぶが、この境目に明確な定義はない。一般に、ローティーンは中学校などの前期中等教育期、ハイティーンはこれを過ぎた世代(学生であるならば高等学校などの後期中等教育期から大学などの高等教育期を迎えたころ)とされる。ティーンエイジャーは、子供から大人への移行期であるが、前者はまだ子供の特徴が強く、後者は大人の特徴が強いといわれる。しかし、ハイティーンになったからといって、子供の特徴がなくなるわけではないし、個人差もある。
なお、ローティーン・ハイティーンという単語は和製英語であり、英語圏ではそれぞれearly teen(s)・late teen(s)と呼ぶ。
[編集] ティーンエイジャーの特徴
- ローティーンでは、第二次性徴がおこる時期。
- ティーンエイジャーの時期は、心境が不安定で、悩むことが多くなる。
- 自我の形成される時期で親への反抗や、人見知りをする時期である。
- 異性に興味を持つため、初恋もこの時期にある。
[編集] 関連項目
- ティーン・チョイス・アウォーズ
- 俗流若者論
- 第2次反抗期