ツケ
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ツケは囲碁用語で、着手を表す言葉のひとつ。すでに打たれている相手の石に隣接させるように打つ手を指す。例えば下図の★などがツケの例である。
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ただし「ツケ」という言葉は多くの場合単独で打つ場合を指し、打った石の周辺に味方や相手の石がある場合には別の用語を使うことが多い。例えば下図左の☆は「ハネ」であり、下図右の☆は「ワリコミ」である。
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またコスミながら相手の石にツケる手を「コスミツケ」、トビながらツケる手を「トビツケ」などと呼ぶ。またツケから次の手を組み合わせた一連の着手を「ツケノビ」「ツケヒキ」「ツケギリ」などと呼ぶことがある。
[編集] ツケに関する格言
- 弱い石にツケるな……ツケは自分の石を固めるが、一方で相手の石も強くしてしまう。このため相手の弱石に対しては直接ツケるのではなく、遠巻きに攻める方が多くの場合有効である。
- サバキはツケから……敵の勢力圏内で軽くサバく場合には、相手の石にツケることで手がかりを得ることが有効になる。例えば下図の白はまともに逃げ出しても石数からいって不利であるため、☆にツケて眼形を得る手がかりとする。
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