ツインテール (ウルトラ怪獣)
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ツインテールは、特撮テレビ番組『帰ってきたウルトラマン』、『ウルトラマンメビウス』、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場する架空の怪獣。別名:古代怪獣。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
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[編集] 『帰ってきたウルトラマン』に登場したツインテール
第5話「二大怪獣東京を襲撃」、第6話「決戦! 怪獣対マット」に登場。
- 身長:45メートル
- 体重:1万5,000トン
古代に生息していた怪獣。同時代に棲息していたグドンが天敵である。新宿の地下工事現場から出土した中生代・ジュラ紀の卵から復活した。武器は歯に仕込まれた麻酔液と、名前の所以でもある上部についた2本の尻尾。同時期に出現したグドンと共にウルトラマンを一度は撃退。2度目もグドンと共に善戦するが、MATにより両目を潰されて誤ってグドンの尻尾に噛みついていしまい、逆上したグドンに噛み殺された。
- 名前の由来は尻尾が2本あったため。
- 関連書籍などでは、孵化したばかりのツインテールの肉はエビに似た味がすると書かれている。
[編集] 『ウルトラマンメビウス』に登場したツインテール
第6話「深海の二人」、第9話「復讐の鎧」,第27話「激闘の覇者」に登場。
- 体長:45メートル
- 体重:1万5千トン
『帰ってきたウルトラマン』に登場したツインテールの別個体。実は水棲怪獣で、特徴的な倒立しているような身体を伸ばして海中を素早く泳ぎ回る。メビウスを誘き寄せるためにボガールによって卵から孵化させられ、メビウスと交戦。素早い動きと尾の鞭でメビウスを追い詰めるが、GUYSの援護で尾の付け根にある発光部(三半規管)を潰され、メビュームシュートで倒された。海を活かしたその戦法に、テッペイは海中でならグドンにも勝てたかもしれないということを語っていた。
第9話では、別個体がボガールに誘き出され山奥でグドンと戦った。その際、陸上でも見かけによらない身軽な動きを見せ、互角以上に渡り合っていたがグドン共々ボガールに捕食されてしまった。 また、第27話ではマケット怪獣化が検討されたが、得意の海中はGUYSオーシャンの管轄であること、陸上ではボガールに喰われていたことから「エサ」扱いされ、結局却下された。
[編集] 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場したツインテール
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第6話「もう一人の怪獣使い」に登場。
- 体長:45メートル
- 体重:1万5千トン
ケイトの策略でZAPを抜けたレイに襲い掛かった。リトラと戦い、火球とレイの銃を受けて倒れる。
- 着ぐるみは『ウルトラマンメビウス』で使用された物の流用。
[編集] 『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』に登場したツインテール
スーパーファミコンのゲームソフト『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』に登場。 ストーリー上に関りはないが、ゲームにおけるツインテール食肉用の怪獣として扱われている。また、ハヤタ曰く食す際には「十分に火を通していなければ食中毒を起こす」とのことで、科学特捜隊の面々がバルタン星人の策略で完全に火が通っていないツインテールを食べて食中毒を起こしてしまっている。MAP上で出現するツインテールは1ターンも経過しない内にすぐ逃げる可能性がある。