チャンプロード
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『チャンプロード』とは、株式会社笠倉出版社が出版している車雑誌（自動車雑誌）のことである。キャッチフレーズは、「超ド目立ちチューン全開バリバリ轟々のMAGAZINE」である。1987年創刊。
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[編集] 概要
チャンプロードは、主に暴走族や旧車の活動実態を取り上げている。小売経路は、一般の雑誌と同じであるが 特に地方都市の一般国道沿いのコンビニエンスストアで販売されているのを見かけることが出来る。都心や比較的高級な住宅街では、あまり取り扱いされていることは無く、中高生が遠足や修学旅行の土産として購入する事もある。暴走行為によって摘発されて少年院に収容された経験を持つ人の手記や、刺青師を取材した記事、仲間と撮った中学、高校の卒業写真や引退式の写真を自慢するコーナー、バイクの改造を題材とした連載漫画などを掲載している。
掲載されている広告は改造パーツや衣装（主に改造制服、特攻服）の販売店や彫物師、ホストクラブの求人広告など本文の内容に関連するものが目立つ。そのため、現役の暴走族やヤンキー、元ヤンキーを主たる読者とする雑誌と位置づけられている。当然ヤンキー（不良少年）以外の読者もいる。意外にも大学生協などでもこの雑誌は数冊入り完売している模様である。社会学的な研究対象としての用途は一定数有るが、その他の目的でも購入されているようである。近年ではヤンキー（不良少年）の減少やスタイルの変化、暴走族の高齢化など、この雑誌を取り巻く環境は変化している。最近は巻頭で旧車會のチームを紹介する事が多い。 D3パブリッシャーから発売のレースゲーム、族車キングシリーズ(３作目から族車ゴッド)の制作に協力している。 かってはライダーコミック、ヤングオート、ティーンズロード等のライバル雑誌も存在した。
[編集] 有害指定
- 出版社の公式な見解はともあれ、犯罪行為を推奨したり、犯罪行為の当事者となった人を賞賛したりするような記述も、チャンプロードには含まれている。ただし、発行や販売は、特に支障なく行われている。日本国憲法が保障している言論の自由を理解するにあたっての具体例として捉えられることもある。しかし、2007年4月、静岡県において静岡県青少年保護育成条例で有害図書類と指定される。
