チヌーク
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チヌーク(シヌーク、Chinook)は北米のロッキー山脈の東側に行きおろしてくる西からのフェーン風。24時間以内に気温が20度以上も上昇し、湿度は10パーセント以下に下がる。急速に山岳部の雪を溶かすので雪食い(snow-eater)と呼ばれることもある。
- 1943年1月22日、サウスダコタ州 Spearfishで急激な温度変化を観測。AM7:30(MST)頃に-4°F (-20℃)だったが、2分後には45°F (+7℃)になっていた。この49°F (27℃)/2分の温度上昇は世界記録である。その後AM9:00には54°F (12℃)だったのが、27分後には58°F (32℃)下降して-4°F (-20℃)になっていた。