タマさん
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『タマさん』は森ゆきなつの4コマ漫画作品。主に芳文社の雑誌「まんがタイム」2006年11月号及び、「まんがタイムオリジナル」2007年5月号から（月刊）でそれぞれ連載されている。なお、まんがタイム2007年12月号、オリジナル2008年2月号までは『不思議猫タマさん』というタイトルであった。
[編集] 概要
前述の通り、この漫画は2つの雑誌に連載されていて、それに伴い、まんがタイム版では主にタマさんの飼主である「如月家編」、オリジナル版では坂崎杏達の通っている高校の「学校編」を主体とした話が描かれている。
その為、如月家親子がオリジナル版に、逆にふみか達がタイム版にそれぞれ出る機会は殆んどない。
[編集] 登場人物
- タマさん
- 自称「どこにでもおるただの猫」。関西弁で人間と会話できて、尻尾が二股になっている。如月家で飼われているが、舎弟の子猫が擁したりなど、外でも色々と活動をしている。年齢不詳だが、かなりの長生き。性格はおっさんクサい。
- 如月ふるる（きさらぎ - ）
- 如月夕人のひとり娘の5歳。幼稚園の年中。タマさんとは大の仲良し。
- 如月夕人（きさらぎ ゆうと）
- 29歳。ふるるの父親。イラストレーター。童顔でよく年齢より若く見られているのが悩み。メルヘンな絵ばかり描いているのだが、現実主義者の様で不思議な出来事が起きても信じていない。運動力がかなり低い。なおもともとタマさんは彼の妻（ふるるを産んだ後に死別）の家で飼われていて、夕人と同居を始める際についてきた。
- 坂崎杏（さかざき あんず）
- 恋する17歳。如月家の隣、祖母あづきと二人暮らしで住んでいる女子高生。美術部員だが絵には衝撃的に周りから恐れられているが一部の人には人気がある模様。ふるるのお守りに来るが、夕人にぞっこん中。タマさん以外で彼女のみタイム版、オリジナル版に共通して登場している。
- 坂崎あづき（さかざき - ）
- 杏の祖母。地元のテニスサークルに通っている。何故か猫に嫌われている。杏と同様、夕人にぞっこん中。
- 佐々原楓（ささはら かえで）
- 杏の友人。美術部員。父親が借金をしているせいか、資金稼ぎに励んでいて、金目の物に興味を持つ。猫好きではないので、しゃべるタマさんとは少し心地よく思っていない様子。彼氏あり。
- 加瀬ふみか（かせ - ）
- 杏の友人。生物部副部長(生物部の正式名称は生き物大好き部)。タマさんの事が大好き。
- 佐倉（さくら）
- 夕人の取引先のキャリアウーマン。仕事ぶりはタマさんも絶賛しているが、それ以上に若くして孫を持つことになる。
[編集] 単行本
まんがタイムコミックスで第1巻が刊行されている。
- 第1巻（2007年12月22日発行）ISBN 978-4-8322-6595-0
- 第2巻（2008年8月7日発売予定）ISBN 978-4-8322-6661-2
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