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タイソン・チャンドラー - Wikipedia

タイソン・チャンドラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

タイソン・チャンドラー
名前
本名 Tyson Cleotis Chandler
カタカナ タイソン・チャンドラー
ラテン文字表記 Tyson Chandler
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
誕生日 1982年10月2日(25歳)
出身地 カリフォルニア州コンプトン
身長 216cm
体重 111kg
選手情報
在籍チーム ニューオーリンズ・ホーネッツ
ポジション センター
背番号 6
■Templateノート 使用法)バスケットボールpj

タイソン・チャンドラーTyson Cleotis Chandler1982年10月2日 - )は、アメリカ合衆国のプロバスケットボール選手。カリフォルニア州コンプトン出身。北米プロバスケットボールリーグNBAニューオーリンズ・ホーネッツに所属している。ポジションはセンター。身長216cm、体重111kg。

目次

[編集] 経歴

[編集] 学生時代

チャンドラーがバスケットボールを始めたのは14歳からだが、その頃にはすでに身長2mを越えていた。高校はドミンゲス高校に進学。チームメイトのテイショーン・プリンスとともに同校を州チャンピオンに導き、同校は全米ランキング1位に輝いた。チャンドラー自身は4年生の時には26得点15リバウンド8ブロックのアベレージを残し、パレード誌、USAトゥデイ誌、マクドナルド選出のオールアメリカンチームに選ばれた。高校卒業後、大学には進学せず2001年のNBAドラフトにエントリーした。

[編集] ブルズ時代

ドラフトにてチャンドラーはロサンゼルス・クリッパーズから1巡目2位指名という高順位指名を受けるが、ドラフト当日にクリッパーズとシカゴ・ブルズとの間でトレードが成立し、チャンドラーはブルズに入団した。クリッパーズ側の高卒ルーキーであるチャンドラーとブライアン・スキナーに対し、ブルズ側のエルトン・ブランドというトレード内容は当時のファンにとっては衝撃的であり、チャンドラーに対するブルズの期待の高さが窺い知れることとなった。また同じく高卒で同年にブルズ入りしたエディ・カリーと共に将来を嘱望され、ブルズの伝説的プレイヤーであるマイケル・ジョーダンの背番号「23」にあやかって、カリーは「2」、チャンドラーは「3」の背番号を与えられた。

ルーキーイヤーとなった2001-02シーズンはあまり出場機会を得られることはできず、6.1得点4.8リバウンド1.3ブロックの成績で終わった。翌02-03シーズンには先発に定着し、出場時間の増加に伴い個人成績も上昇した。このオフにカリーがチームを去り、主にディフェンスで力を発揮していたチャンドラーは、カリーが担っていたオフェンス面での働きを求められるようになった。チャンドラーはチームの期待に応える活躍を見せ、03-04シーズン序盤11月の月間MVPを獲得した。しかし12月に入り腰の故障を患ったチャンドラーは47試合を欠場し、不本意なシーズンを過ごした。翌04-05シーズンには前シーズンより就任したスコット・スカイルズHCの方針により、再び控えに回るようになった。チャンドラーは平均9本以上を稼ぎ出す有力なリバウンダーへと成長し、このシーズンのジョーダン時代以来となるプレイオフ進出に貢献したが、一方でオフェンス力はなかなか向上の気配を見せず、チャンドラーに対するドラフト当時の期待は徐々に薄れていった。05-06シーズンも2シーズン連続でプレイオフに進出したが、プレイオフではわずか平均17.3分間の出場時間しか与えられず、平気得点は1.8得点だった。このオフ、ブルズはディフェンスのスペシャリストである名センターのベン・ウォーレスを獲得。チャンドラーはトレードに出されることになった。

[編集] ホーネッツ時代

チャンドラーのトレード先はニューオリンズ・ホーネッツだった。新天地での最初のシーズンとなった2006-07シーズンには飛躍的に出場時間が伸び、リバウンドは平均12.4を記録、リーグ全体で3位となった。チャンドラーの加入で活性化されたホーネッツはシーズン前半こそカンファレンス上位に入っていたものの、後半になると主力選手の故障などで失速し、プレイオフ進出は逃した。

2007-08シーズンは、オフェンスでも力を発揮するようになり、チームのエースクリス・ポールとのピック&ロールからの得点は、ホーネッツにとっての重要な得点源の一つとなった。得点アベレージは初めて二桁を突破し、11.8得点11.7リバウンドの成績を記録、FG成功率62.3%はリーグ3位の記録だった。主力選手が大きな怪我なく過ごしたホーネッツは、チャンドラーの成長やポールの目覚しい活躍などに後押しされ、56勝26敗と大躍進を遂げ、プレーオフではカンファレンス準決勝まで進出した。

[編集] プレイスタイル

ディフェンスで才能を発揮するビッグマンで、恵まれたサイズと俊敏性でリバウンドを量産する。特にオフェンスリバウンドの争いでは無類の強さを誇る。ホーネッツに移籍してからはクリス・ポールと絶妙なコンビネーションを見せるようになり、ポールのアシストからチャンドラーのダンクはリーグでも最も阻止が難しい得点ラインの一つとなった。忘れた頃にやってくるアリウープダンクは、相手チームにとっては脅威である。

[編集] 外部リンク


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