スピン (本)
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スピンとは、本の背表紙の上部に直接糊付けされた、しおりとして使用する平織りのひものこと。ハードカバーの本につけられることが多い。最近は、費用的または技術的な問題のためか、以前ほど用いられなくなってきている。ソフトカバーの本につけられることはめったに無いが、例外的に新潮文庫だけは全書籍につけられている。なお、和綴本の場合には、造本の関係もあり、通常はスピンをつけることはない。
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[編集] 日本における歴史
- 明治以降
[編集] 日本以外の例
[編集] 欧米
欧米の書籍では、スピンはほとんど見られない(本の「函」と同様である)。
[編集] アジア
[編集] アフリカ
[編集] 言葉の由来・語源
和製英語であり、言葉の由来も不明であり、(存在すると仮定して)アルファベットのつづりも不明である(「spin」だとする説もないではない)。