スターロツチ
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スターロツチ | |
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品種: | サラブレッド |
性別: | 牝 |
毛色: | 黒鹿毛 |
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生誕: | 1957年4月16日 |
死没: | 1986年8月7日 |
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父: | ハロウェー |
母: | コロナ |
母の父: | 月友 |
生国: | 日本(北海道静内町) |
生産: | 藤原牧場 |
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馬主: | 藤井金次郎 |
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調教師: | 松山吉三郎(東京)/勝又忠(東京) |
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競走成績 | |
生涯成績: | 25戦9勝 |
獲得賞金: | 1137万4050円 |
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スターロツチは日本の競走馬。1960年、4歳牝馬(現行表記では3歳牝馬)として史上唯一[1]の有馬記念制覇を達成した[2]。 それ以外の重賞勝ち鞍は、優駿牝馬(オークス)と京王杯オータムハンデキャップ。 また、子孫にも活躍馬を多く輩出し、戦後の名牝の1頭に数えられる。半兄に京都記念(春)に優勝したライジングウイナー、半妹にミホノブルボンの曾祖母カミヤマト(共に父ライジングフレーム)がいる。また、半姉テツノホマレ(父大鵬)の子孫にも活躍馬は多い。
名前の『ロツチ』は5代母である1922年生まれの輸入牝馬クレイグダーロツチに由来する。
※以下、本項目の馬齢は当時の表記である数え年にて記述する。
目次 |
[編集] 戦績
スターロツチは抽せん馬(現在のJRA育成馬)であった。3歳時は年末の未勝利戦勝ちだけの3戦1勝。4歳になり抽せん馬特別を連勝して桜花賞に挑むも、5番人気3着と敗退(優勝トキノキロク)。しかし、優駿牝馬(オークス)では9番人気を覆して勝利し、その後も3勝を挙げるものの、重賞では勝ちきれないレースを続けた。
そして特殊ハンデキャップ競走勝利の半月後に行われた有馬記念では、12頭立て9番人気の低評価であったが、斤量52kgの軽量にも恵まれ、先行すると直線で先頭に立ってそのまま押し切って優勝を果たした。一緒に走ったのはコダマ(同期の二冠馬)、キタノオーザ(同期の菊花賞馬)など決して弱い馬ばかりでは無かっただけに、人気薄の激走となった。その後は勝利に恵まれず、京王杯オータムハンデキャップを制し1勝を挙げるものの、次走・毎日王冠で故障を発生して競走中止となり、それが生涯最後のレースとなった。
[編集] 引退後
怪我は重症であったが何とか回復し、スターロツチは繁殖入りする。自身の子には飛び抜けた実績を誇る馬は出なかったが、孫以降に次々と活躍する馬を輩出し、その血統は近年に無い繁栄を見せ、名を更に高めた。
孫にハードバージ、曾孫にマチカネタンホイザ、サクラユタカオー、ウイニングチケットなど、玄孫にサクラスターオー、ワコーチカコなどの名馬が続出し、その血統はクレイグダーロツチ系の牝系の中でもスターロツチ系として取り扱われる程である。
晩年、幼くして母を失ったサクラスターオーの子守役をしたスターロツチであったが、サクラスターオーの活躍を見る事なく1986年8月7日に死亡した。享年29はサラブレッドとしては長命であった。
[編集] 年度別競走成績
1959年(3戦1勝)
1960年(15戦7勝)
- 優駿牝馬(オークス)、有馬記念
1961年(7戦1勝)
- 京王杯オータムハンデキャップ
[編集] 血統表
スターロツチの血統 (フェアウェイ系/Cyllene5×5=6.25% Love Wisely5×5=6.25%) | |||
父
*ハロウェー Harroway 1940 黒鹿毛 |
Fairway 1925 鹿毛 |
Phalaris | Polymelus |
Bromus | |||
Scapa Flow | Chaucer | ||
Anchora | |||
Rosy Legend 1931 黒鹿毛 |
Dark Legend | Dark Ronald | |
Golden Legend | |||
Rosy Cheeks | St.Just | ||
Purity | |||
母
コロナ 1943 栗毛 |
月友 1932 栗毛 |
Man o'War | Fair Play |
Mahubah | |||
*星友 Alzada |
Sir Martin | ||
Colna | |||
秀節 1936 鹿毛 |
*ペリオン Perion |
Amadis | |
Panacea | |||
玄蕃 | *チャペルブラムプトン | ||
昭英 F-No.11-c |
[編集] 備考
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