スタパ齋藤
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スタパ齋藤(すたぱさいとう、1964年8月28日 - 、本名・齋藤伸(さいとう しん))は埼玉県入間市出身のライターである。身長180cm・体重0.1t。
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[編集] 概要
パソコンやデジタル玩具などを中心に、とにかく自分が欲しいと思ったものを後先考えず頻繁に購入しては、その製品のレビューを書き散らすという仕事のスタイルから「物欲番長」という通称で知られるようになる。
コラムの文体はとにかく個性的で「ズギャァァ」「最強に」「32倍(64倍、128倍)」といった形容、「強まった」(他に「~まる」「~まった」など広く応用する)など独特の文末や「!!」を多用する、非常にテンションの高い文体で知られる。影響を受けたライター等も少なくはない。
また釣りも愛好するために、現在『ロッドandリール(地球丸)』というバス釣り雑誌でもレビューを書くなど、その仕事の範囲を一層広めている。
パソコン業界内での知名度は非常に高く、2002年にはデルコンピュータのテレビCMにも起用された。
両親は薬剤師で実家の薬局は弟が継いでいる。
日本人には到底見えない外見から、アスキーに入社してからしばらくは浜村弘一をはじめとした編集部の人間からは「不法滞在の外国人」だと本気で思われていた。盟友・船田巧(株式会社タフ代表取締役会長、“オルトアール総合雑談中心”編集長)は「スタパの両親に会うまでロシア人の可能性を捨て切れなかった」と語っているように、長身・二重の大きな目・ヒゲ(鼻下・顎・頬、つまり顔中)の風体は強烈なインパクトである。そのため、ポリゴン風のグラフィックで紙面などに使われたりしたが本人はあまり気に入っていなかった様子。
性格・語り口は、ハイテンションな文体とは対照的に穏やかで繊細である。
[編集] ファミ通
ファミ通の投稿コーナー『ゲーム帝国』の編集に協力していたこともあった。
アーケードゲーム紹介コーナー『ビーム通信』の中の1ページで『ヘボナイス新聞』というコーナーを作り、「ニセ毛利」(本物の毛利名人もファミ通編集部在籍)というペンネームで病的にハイテンションなコラムを連載していたこともある。さらには同コーナーで『ゲームセンターあらし』のパロディ4コマ漫画『ゲームセンターいがらし』も連載。作者は「作:万打無 画:原田哲夫」となっているが齋藤の偽名。『ゲームセンターいがらし』は現在、著書『よりぬきスタパさん』で一部を読むことが出来る。
RPGツクールの愛好家でもあり、ガイドブックの著書を担当していた。
[編集] ペンネームの由来
中学の頃に友人が流行らせようとした言葉を気に入って、いまだに使っているらしい。
[編集] 主な著書
- 物欲番長
- スタパミン
- よりぬきスタパさん
- RPGツクール SUPER DANTE 公式ガイドブック(実践編)
- RPGツクール2 公式ガイドブック(実践編)