ジョン・ムウェテ・ムルアカ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・ムウェテ・ムルアカ (Dr.John Muwete Muluaka、1961年6月21日 - )は、ザイール(現・コンゴ民主共和国)出身、日本で活躍するタレント、学者、国際政治評論家。神奈川工科大学特任教授。鈴木宗男の元私設秘書であった。日本にて工学博士(東京電機大学)の学位を取得。2005年に日本国籍を取得しており、日本名はムウェテ武流阿加。
目次 |
[編集] 概要
209cmの高身長でビッグ・ジョンという愛称があった。現在はタレントとして活動している(大学在学中もタレントとして「やまだかつてないテレビ」などに出演したことがある)。
鈴木宗男の私設秘書をしながら日本工業大学非常勤講師も務めていたが、鈴木宗男があっせん収賄で逮捕され私設秘書を解雇され、講師も辞めた(事実上の講師更迭)。しばらくは職が見つからず一時は自給自足を行っていた時期もあった。しかしその後駅の1日駅長さんに選ばれるなど、タレント活動を行うようになり、現在は外国人タレントプロダクション事業共同組合専務理事。なお今でも「鈴木先生とは親交がある」との事である(本人談)。自身の息子もムネオと命名する。
2006年1月25日に事務所との金銭トラブルからボビー・オロゴンが暴れたとされる事件では、ムルアカも現場に居合わせていて、事務所の人間と共にボビーを取り押さえたと報道される。1月27日にボビーと共に和解会見を開いた。ボビーの大暴れや年齢詐称疑惑について、ムルアカは「アフリカではよくあること」とフォローを入れた。K-1でムルアカとボビーが戦う可能性もあると谷川貞治プロデューサーが語り、大衆向けの雑誌や新聞で報道されていたが、その後何の音沙汰もない為、もうこの両者の対決が実現される可能性はほとんどなさそうだ。
[編集] 経歴
- 1961年生まれ
- 1981年国立イナザ・イスタ大学通信工学科を卒業
- 19?? ザイール国営放送局に入社
- 1985年来日
- 1987年東京電機大学工学部第二部電子工学科に入学、ザイール共和国大統領専属通訳
- 1989年同大学大学院に入学
- 1999年博士論文「可搬型肺磁界測定装置の開発とその応用」にて工学博士の学位取得
- 2000年東京医科歯科大学で肺磁界測定装置の研究に従事、駒沢女子大学非常勤講師、白鴎大学非常勤講師、コンゴ民主共和国日本通商代理機関常任理事などを歴任