ジュニア・コルト
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ジュニア・コルトは、アメリカの銃器メーカーであるコルト（Colt Patent Firearms）社がスペインから輸入しコルト社名義で発売していた自動拳銃。後にアメリカで生産された。一般的には.25オートで知られる。
名前はジュニア・コルト、コルト・ジュニア、コルト.25オートなど様々な名称で呼ばれる。本項ではジュニア・コルトと呼称する。
外見はコルト・ベスト・ポケット、もしくはFN Babyに近いが、露出ハンマー型になりマニュアルセフティもトリガーガード付け根に移動している。内部機構もブローニング方式ではなくまったく別ものと言える。コルト・ベスト・ポケットにくらべて少し無骨なデザインとなっている。生産終了したコルト・ベスト・ポケットに変えてスペインで生産された本銃が輸入されていたが、1968年に輸入銃器の規制が行なわれたためアメリカ生産に切り替えて1973年まで生産された。輸入総数は64,000丁と言われる。.25口径で6発＋1発のストレートブローバック方式である。護身用として広く用いられた。スペインでの生産元はアストラ社で、オリジナル名はアストラ・カブ、またはアストラM2000である。
