シェットランド・シープドッグ
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シェットランド・シープドッグ | ||||||||||||
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愛称 | ||||||||||||
シェルティー | ||||||||||||
原産国 | ||||||||||||
イギリス | ||||||||||||
主要畜犬団体による分類と標準 | ||||||||||||
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シェットランド・シープドッグ (Shetland Sheepdog) は、スコットランド(シェットランド諸島)原産の犬種である。しばしば シェルティー(Sheltie) の愛称で呼ばれる。
目次 |
[編集] 歴史
- 牧羊犬としてノルウェジアン・ブーフントとアイスランド・シープドッグとの交配により生み出された。
- この地域は氷河に削られた岩の多い荒れ地で土地もやせており、冷涼な気候で牧草の育ちもよくないため、家畜の飼料も不足がちであった。そのため家畜の体格が小さくなり、それにあわせて牧羊犬も小さくなった、と考えられている。
[編集] 形態
同じスコットランド原産のコリーと形態がたいへんよく似ているが、コリーより小型で、体高は 33-40.6 cm ほどである。毛色は黒、ブルーマール、セーブルを基調として、白およびタンが配色される。頭部は上または横から見て長く、滑らかな楔(くさび)のように、耳から黒い鼻にかけて次第に細くなっている。耳先が垂れている姿が美しいとされるため、子犬の時におもりで垂れるようにすることもある。
[編集] 特性
牧羊犬なので頭も良く、病気に強い。警戒心が強く吠えることも多いが、きちんとしつけをすれば問題はない。 馴れればほかの犬よりも飼い主に忠実である。