コロラド級戦艦
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コロラド級戦艦 | |
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艦級概観 | |
艦種: | 戦艦 |
艦名: | コロラド州に因む |
前級: | テネシー級戦艦 |
次級: | サウスダコタ級戦艦 (1920) |
同型艦: | コロラド (BB-45) メリーランド (BB-46) ワシントン (BB-47) ウェストバージニア (BB-48) |
性能諸元 (コロラド) | |
排水量: | 32,600 トン |
全長: | 624 ft 3 in (190.2 m) |
全幅: | 97 ft 4 in (29.7 m) |
喫水: | 38 ft (11.6 m) |
最大速: | 21 ノット (39 km/h) |
乗員: | 1,080名 |
航続距離 | 9,600 海里 (15,000 km): (25ノット (46 km/h)時) 16,600 海里 (27,000 km): (15ノット (28 km/h)時) |
機関: | 蒸気タービン 4軸: 28,900 shp (22 MW) |
装甲 | 装甲帯: バルクヘッド: バーベット: 砲塔: 甲板: |
コロラド級戦艦(ころらどきゅうせんかん:Colorado-class battleships)または、メリーランド級戦艦(めりーらんどきゅうせんかん:Maryland-class battleships)は、アメリカ海軍の戦艦の級の一つ。
[編集] 概要
テネシー級戦艦の主砲35.6cm12門を強化した新型戦艦として4隻が計画されたが、ワシントン海軍軍縮条約の影響により、ワシントンがキャンセルされ3隻に留まった。ワシントンは、ワシントン海軍軍縮条約で廃棄された唯一のアメリカ戦艦。
主砲を連装で装備した、最後のアメリカ戦艦である。元々35.6cm三連装砲塔を搭載する予定だったのを40.6cm連装砲塔に変更したため、装甲などは対35.6cm砲レベルのままであった(35.6cm四連装砲塔を40.6cm三連装砲塔に変更した、後のノースカロライナ級戦艦も同様である)。
ただし、対35.6cm砲レベルの装甲であっても、当たり前ではあるがニューメキシコ級以前のアメリカ戦艦よりは強力であり、テネシー級と同等であった。防御力を重視したアメリカ海軍は、特に防御力に優れたテネシー級と本級のあわせて5隻を「ビッグファイブ」と称した。
真珠湾攻撃でメリーランドとウェストバージニアが損傷したものの、修復され戦線に投入されている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
コロラド級戦艦 |
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