クラウチングスタート
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クラウチングスタートとは陸上競技の短距離種目で行われるスタートで、スターティングブロックが用いられる。
クラウチングスタートは和製英語であり、英語ではcrouch startという。
[編集] 姿勢
両手の指を地面につき、足のつく位置は基本的に一足丁半の位置におく。前足側の膝を立て、後ろ足側の膝を地面につける。「用意」の合図で腰を上げて静止する(静止しなければフライングとなる)。
[編集] 特徴
スタンディングスタートに比べ、足と重心との位置に差が生じる為、加速がし易いが、両手の指で体重を支える必要があるため腕力の弱い者にはやや難しい。 スタートの合図の方法は戦前は同盟国ドイツの影響から「オンザマークゲッセイドン」という合図が用いられた。