キ=アディ=ムンディ
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キ=アディ=ムンディ (Ki-Adi-Mundi) は、映画『スター・ウォーズ』新三部作に登場する、架空の人物である。
注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
[編集] キャラクター概要
彼は、惑星スリア出身のエイリアン種族で、縦長の頭と二つの脳を持つスリアンのジェダイ・マスターであり、ジェダイ評議会のメンバーでもある。ジェダイ評議会のメンバーの中では非常に重要な地位にある。エピソード1の時は、ジェダイ評議会のメンバーの中で唯一ジェダイ騎士だった。また、アナキン・スカイウォーカーが初めて、ジェダイ聖堂に来た時に彼が考えていることを述べた人物でもある。
それから10年後のエピソード2では、パダワンを取り、ジェダイ・マスターとなり、メイス・ウィンドゥに依頼され、ジオノーシスの戦いにも参加した。この戦いで、ジェダイ騎士団は独立星系連合の圧倒的なバトル・ドロイドの数の前に苦戦していたため、彼は、プロ・クーンと共に独立星系連合の司令船の攻撃を試み、その内部にあるバトル・ドロイドの主電源を切ったが、その直後にバトル・ドロイドはバックアップシステムによって再び動き出したため、彼らは捕らえられた(上記のジオノーシスでの活躍シーンは映画ではカットされた)がすぐにクローン・トルーパーが駆けつけたため、形勢は逆転した。そして、クローン大戦が勃発すると、彼は数々の惑星に派遣され、独立星系連合軍と戦った。ハイポリの戦いではグリーヴァス将軍と1対1で対峙し生還している。
しかし、アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに堕ち、ダース・ベイダーになった頃に、パルパティーンがオーダー66を発令したため、同行していたクローン・コマンダーバカラと、部下のクローン・トルーパー特殊部隊ギャラクティック・マリーンによって寒冷な気候の惑星、マイギートーでの戦闘の最中に殺害された。
彼はジェダイとしてはかなりの武力を誇っており、パダワンのころは、ヨーダの下で修行を行った。また、フォースによって鋭いくちばしと鋭い爪を持つ大きな鳥を召喚する事が出来る。ちなみに、スリアでは男性が不足しているため、ジェダイとしては例外的に結婚を認められており、数人の妻と数人の子供がいる。