カーク・フランクリン
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カーク・フランクリン(Kirk Franklin、1970年1月26日 - )は、アメリカ合衆国のゴスペル歌手。
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[編集] 略歴
- ゴスペルをポップ・ミュージックに持ち込んだことで知られる。
- 1993年、デビュー・アルバム『カーク・フランクリン&ザ・ファミリー』でゴスペル界初のプラチナ・ディスクを獲得し、グラミー賞を受賞。王道ゴスペルを踏襲しながらも、巧みにヒップホップを取り入れるサウンドで人気を博す。
- 既存のゴスペルと異なる洗練されたファッションセンスも、ゴスペル界に衝撃を与えた。
- 当初は敬虔な信徒としての歌詞を書いていた。
[編集] 人物
- テキサス州生まれ。母親は出産当時15歳の未婚者だったため、生まれてから64歳の叔母に引き取られた。父親は不明。
- 彼の音楽の才能を見出した叔母が、空きカン集めをして彼のピアノ・レッスン代を工面した。
- わずか11歳で教会の音楽リーダーとなるも、両親不在の寂しさからカークは非行へ走る。
- 親友が銃に撃たれて死亡する、ガールフレンドを妊娠させるなど、多くの不幸と出会い、また不幸を起こしていく。
- その後、再び叔母の助けを借りて教会へ戻り、ゴスペル界に君臨するようになる。
[編集] アルバム作品
- 『カーク・フランクリン&ザ・ファミリー』
- 『ニュー・ネイション・プロジェクト』
- 『リバース・オブ・カーク・フランクリン』
- 『ゴッズ・プロパティ・フロム・カーク・フランクリンズ・ニュー・ネイション』(2002年11月20日)
- 第40回グラミー受賞作
- 『クリスマス』
- 『ヒーロー』