オーラショット
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オーラショットはアニメ『聖戦士ダンバイン』に登場する架空の兵器である。
フレイボムよりも射程の伸長を目指して開発されたオーラマシン用の射撃武器である。発射に火薬を利用した大砲で、ドレイク軍のオーラバトラーダンバインが携帯する新兵器として登場した。
一番有名なモデルはこのダンバインの並列四連装オーラショットである。薬莢を用いたマガジン式な為に予備弾倉がある限り、マガジンチェンジすれば何度でも発射可能なタイプで、番組OPに見られる様に同時斉射(厳密には僅かに時間を置いてのバースト)も可能であった。
他にレプラカーンに装備された単装型。ガラバに採用された三連装型もあるが、最も特異なのは松明で火門に点火する(!)、城塞砲兵が操作した四連装の地上設置型だろう。この事から推察すれば、オーラショットはこの地上設置型が原型でそれをオーラマシン搭載用にした物とも思われ、かつて地上人がもたらした滑腔式の大砲(劇中ではラウの砲兵が使用している)の発展型なのかも知れない。又、そうだとすればオーラショットの弾は文字通りショット(正確にはソリッドショット=鉄弾、つまり徹甲弾)を、対オーラマシン装甲貫通用に放っている可能性もある。
尚、作中には各種火器の書き分けが上手く行っておらず、台詞や演出でオーラショットとミサイルランチャーの混同や混乱が見られるが、前者は火薬の炸裂で弾を飛ばす滑腔砲。後者は自己推進式の無誘導ロケット弾発射機で、発射原理が全く違う為に注意が必要である。