オリコン・エンタテインメント

オリコン・エンタテインメント株式会社（Oricon Entertainment Inc.）は、音楽に関する出版事業・携帯サイト事業を運営する会社。オリコングループの一員。

かつては旧株式会社オリコンとしてヒットチャート事業なども行っていたが、旧オリコン本体の株式が小池聰行の100%所有であったため、相続手続きに当たって、上場会社であるオリコン・グローバルエンタテインメントを親会社とし、会社分割により設立され関連事業の事業譲渡が行われた。

2007年1月現在の代表取締役社長は高橋茂。

[編集] 沿革

1967年 株式会社オリジナルコンフィデンスの社名で創業。
- 創業者小池聰行が、日本で初めてのレコード売り上げランキング誌である『総合芸能市場調査』（現・『ORIGINAL CONFIDENCE』）を創刊。
1970年毎週出されるオリコンチャートを縮刷版にして纏めた『コンフィデンス年鑑』（現・『オリコン年鑑』）を創刊。
1979年一般向け音楽情報誌として『オリコン・ウィークリー』（現・『oricon style』）を創刊。
1992年 株式会社オリコンに社名変更。
1999年データベース事業等を、おりこんダイレクトデジタル株式会社（現・オリコン株式会社）に分離。
2001年小池聰行が死去。オリコン・グローバルエンタテインメント（現・オリコン株式会社）の子会社になる。
2002年現社名に変更。

1979年創刊、週刊。チャート情報だけでなく、音楽情報を広く取り扱う。創刊当時は薄い冊子で、「オリコン新聞」とも呼ばれていた。かつてはSOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウンのスポンサーで、この番組のランキングが掲載されていた。

1994年11月14日号から雑誌サイズが変更（B4判→A4ワイド判）され、現在まで続いている。

1967年創刊、週刊。書店販売はなく、定期購読が中心。日本一高価な週刊誌としても知られる。

oricon styleよりも詳しいチャートを掲載すると共に、音楽業界の動向を解説する。

1983年創刊、月刊。2002年に倒産した勁文社より出版を引き継ぐ。

芸能界を目指す人向けのオーディション情報誌の大手。

2003年創刊、月刊。1996年のDe-View増刊「Kids De-View」（季刊）が母体。

親子のためのファッション誌。「Kids De-View」の中心だったオーディション情報は、現在では脇に追いやられている。

2007年12月号をもって休刊。