エコールノルマル音楽院
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エコールノルマル音楽院(えこーるのるまるおんがくいん、École Normale de Musique de Paris, Alfred Cortot)は、パリにある私立の音楽学校。
オーギュスト・マンジョがピアニストのアルフレッド・コルトーに呼びかけ、1919年に創立。コルトーの当初の計画では、『「パリ音楽院」の専門教育があまりに細分化しすぎて輪切り状態になっており、なんとか総合的な教育を行える教育機関が必要ではないか』というものであったという。
フランス国内外の著名な音楽家が講師を務め、また著名な音楽家を多数育てている。
フランスの私立の音楽学校としてはもっとも有名で、国立のパリ音楽院、リヨン音楽院と並んで私立では唯一の高等音楽教育機関としてフランス政府から認められている。
現在の講師陣には、フルートのピエール・イヴ・アルトー、工藤重典、ファゴットのパスカル・ガロワ、室内楽のクリスチャン・イヴァルディ、作曲のエディット・ルジェやミッシェル・メルレなどがいる(長年作曲家教授を務めた平義久は2005年3月に逝去)。
また留学生の受け入れを積極的に行っており、現在では日本や韓国、中華人民共和国、台湾などアジア圏からの留学生が多い。なお、入学に際して厳しい年齢制限を設けているパリ音楽院とは対照的に、エコールノルマルには入学時の年齢制限はない。
[編集] サル・コルトー
サル・コルトー (La salle Cortot) はパリのエコールノルマル音楽院の校舎に隣接する中規模のコンサートホール。
建築家オーギュスト・ペレによってアール・デコ様式で設計され、現在は重要文化財に指定されている。中規模ながら大変響きの良いホールである。